旅行金沢フリープラン

金澤フリープラン3日間

2017年5月29日(月)
金澤フリープラン3日間、東京駅07:52発の「はくたか553」で金澤へ、初め飛行機もあったが空港がセキュリティーチェックとか面倒なのでこの距離なら楽になると考え電車にした。

定刻の11:02に到着、金沢駅東広場の鼓門(つづみもん)は巨大な鼓、駅前の案内でホテルリソルトリニティ金沢の方角を聞き歩いた、約15分、荷物を預け今日は暑い一枚抜ぎ、身軽になって昼食、と言っても分からない、食堂街とかあったので入ってみたが迷うのでピザを食べることにした、小柄だったのでカミサンと二人で3枚、そのうちの俺が選んだものがやけに塩辛いまいったなでも1/3にして食べた大外れ。

さて、今日は半日、日本三名園の一つ兼六園金沢城公園、まず兼六園へ約2Km、尾崎神社、金沢城の半周、縁を回って途中の石垣を見ながら歩く暑い、石垣を見るだけでも全部回ると数日いやもっと必要。

そろそろ兼六園5差路プラス2差路かなにぎやかな交差点、見落としそうな兼六園の坂道を登る、真弓坂料金所、無料開放日もあるらしい、大人310円、65歳以上免除、運転免許証・保険証等の提示が必要です(コピー可)、これが良い、コピー可とかを見るのは初めて、幸い健保のコピー持参していたのでOK、恩恵に与った。

園内を一通り歩き日金沢城公園石川門へそれからは園内2回くらい回ってしまった、石川門で休憩少々お疲れ、また城内を横切り目指すは近江町市場、一通り見てからコンビに寄り、ホテルへ疲れている性かホテルを通り越してしまう、まいったな。

5月30日
近くにあったコメダ珈琲で朝食
ホテルで一日フリー乗車券購入、バスの地図が意外と分からない、停留所にナンバーの上に(RL)、(LL)、(S) 多分Rは右周りLは左周りでも後の(L)は何だ、(S)は何だ、今は分からず仕舞い。

適当にホテルに近い停留所から、(LL11)ひがし茶屋へ、茶屋とはなんだ、休憩場所で茶はもちろんや和菓子等売る飲食店で茶店とも言う。
木虫籠(きむすこ)呼ばれる細かい縦の珊、中からはよく見えますが外からは容易に見えないようにする防犯上の良いかも知れないが、中は薄く暗くなるなあ、電気のメータや郵便受けにも施しこだわっている。

帰りに九谷焼の素焼きのコップを買った、ビールを飲むとき良さそう、使ってみると実際泡立ちが良くアワマスター不要。

(LL8)金沢21世紀美術館へ池田学の展示会、何かペンを駆使した微細な絵画、ほか美術品、不思議なスイミングプール、あまり興味を引く作品は無かった。

昼食は兼六園の兼六亭で金沢の郷土料理「治部煮」を狙っていたが、今日は道路を歩いて来たので一旦戻って料金所を通らないといかれない、面倒、近くにも「治部煮」を食べられるお店が並んでいる「城山亭」にした、治部煮そばを注文少し時間が掛かるらしい、ひょっとテーブルの上を見たら「ボケない小唄」1964年(昭和39年)にヒットした和田弘とマヒナスターズ松尾和子の「お座敷小唄」の替え歌でもこの音楽は#が3個もあるイ長調、しかも付点8分休止、16分音符、付点8分音符、16分音符とかの連続おっとむつかしい調とリズムなんだなー、感心した。

治部煮そば 鶏肉、野菜、とろみを付けた汁、金澤の金箔がまぶしてある、ワサビを崩しながら食べる、体が温まる感じ量も結構なもの、地ビール白山わくわくを呑みながら舌鼓。

(LL10)金沢蓄音器館 一般300円、65歳以上200円(祝日無料)祝日ではなかったので有料だが年齢証明の提示必要なかった、顔を見れば判るだろう。

ホームページにある館内360度パノラマ写真が1Fと3Fは見られるのでみて下さい。
蓄音器の聴き比べ実演コーナーで11時、14時、16時に解説があるので蓄音機の聴き比べ今では総デジタルで今ハイレゾとか言ってアナログ時代の良いところを求める動きがある。
レトロ な音色で東西音楽を満喫できたが疲れている性か眠気を誘われた。

昔、近所にぜんまい式蓄音機があって聴いたことを思い出したがピックアップの小さな振動版から出てくる音は良く聞こえるが小さい、今回体験した蓄音機は全く増幅器(AMP)がないので大変おおきな音がホーンから出てくる、音を絞るには前面のシャッター(扉)を閉めるだけの2段階は調整できる。

金沢蓄音器館に自動演奏が出来るオルゴールの原理を利用した小型のパイプオルガンあった。
パイプオルガンも音量は調整できないがパイプを箱(スウェル・ボックス)の中におさめ、シャッターを開閉して調節する機構がある。

蓄音機の音の増幅はホーンに頼っているが同じようにトランペットが代表される金管楽器他楽器も同様、また電子レンジにも使われている電磁ホーンとか通信にも応用されこのホーンはいわゆる波の増幅に大変用途が広い。

実演コーナーを後にする時、一つの銘板に Made in USA の蓄音機にスペインの地名があり偶然居合わせたスペイン人がこれはスペイン製ではないかと説明員に聞いたがはっきりと説明できない、そこで「多分当時のアメリカ人がスペインへ行った時、図面を手に入れ持ち帰りアメリカで製作したんじゃないの」とか言ったらスペイン人は納得したようだった、面白い一人旅のスペイン人だった。

外に出て気がついた、明治時代に使われていたガズ灯があった、良く見るとキャンプで使っていた灯油ランプのマントルのようなものが四つ点いていたようだが一箇所なかった。

(RL13)遠回りして長町武家屋敷へ、ここでの印象はもう少しオープンにしたらいかがといったところ、気に留まったは「大野庄用水」金澤城建築用の材木を金石港から犀川をさかのぼって運搬していたとか、清流で流量が多いことダイナミック、発電機なんか設置できないと思うがもったいないなあ。

(RL0)金澤駅へ、明日、日本海の海も見たいのでバス案内所で聞いたがどうも交通便があまり良くない、帰省日なのであまり冒険したくない、しょうがないもう一手の橋場>ひがし茶屋>卯辰山公園・展望台に行くことにした。

(LL2)本日のゴール近江町市場へ今日は時間があったのでゆっくり隅々まで歩いた、わかめ、ピーナッツ、干しさかな等買い、食事はどこにするかな、2階も歩いたが良さそうなところは閑散として開店しているのに居眠りしている店員がいる、結局市場入口に近い何でもありそうな「あまつぼ」にした、まだお客は少なく、東洋の外国人グループ一つだけ、金澤でも目につく、大声で話すので直ぐわかる、銀座でも同じ態度。

カミサンは海鮮丼、オレはまぐろ丼とビール、こちらも金澤の金箔がまぶしてある。

バスの地図の(RL)(LL)(S)は書いてあった、(Right Loop)(Left Loop)(Shattle)

5月31日
今日もコメダ珈琲で朝食
チェックアウトを済ませ、荷物をあずけ、ホテルで一日フリー乗車券購入
(LL10)橋場へ、昨日来たひがし茶屋を通り抜けへ卯辰山花菖蒲園(約100品種・20万本)へ菖蒲が満開のころ(6月中頃か?)はすごくにぎわうところだろう、すこしづつ登り始める、一般道はくねっているが歩きはほぼ直線、途中徳田秋声文学碑とかあるが有名だがどうもこちらは関心がない、が面白いことがわかった。

徳田秋声は1872年2月1日(明治4年12月23日)に誕生したが改暦詔書とかの影響で一歳の誕生日明治5年12月23日は飛ばされ明治6年1月21日になってしまう、一方西暦で考えると一歳の誕生日1873年2月1日は明治6年2月1日になってしまう、当時の庶民さぞ混乱しただろうな、したがって生涯誕生日は12月23日で通したと言う。

暑かったが木陰が多く展望台も通過、こにあたりは熊が出没するらしい注意書きが目に付く、歩いている人は鈴をを腰につけている、ちょっと行き過ぎてしまい戻って卯辰山公園に到着、地図によると標高126m、ベンチで休憩してたらおじさんが話しかけてきた、なんでもこのあたりで冬場でスキーをやるそうだ、そういえば金澤は雪深いところ、車道のほとんどが凍結防止噴水が敷いてある。

10:30頃くだり始め、展望台で写真撮影だが気温は高い性かかすんでいる、日本海はかすみで見えなかった。
画面左奥にAPA HOTEL が見えるが金澤駅方面、中心あたりが日本海

(RL10)ホテルに寄り荷物を受取り金沢駅へ、上り「はくたか572」16:49発
今回の金澤フリープランでは天気が良すぎて真夏並み、グループとは違いゆっくり見学でき、大変良かった、グループでは一律入場料を取られる、大したことではないが所々で得させてもらった。

反省点はもう少し下調べをすべきだった、現地では見落としがでる、でもそうなると、日数も必要になり少し見当がいるな。
歩いた距離は約15Km位であった。