誘導型電力メーターをスマートメーターに交換

今年の冬は1月頭から朝方大変寒く室内が3度台、歳のせいか石油ストーブに加えエアコンも初めて併用且つ洗面所の600Wのヒーター、電子レンジ、トースター、湯沸し、とか家としては大電力を一度に消費してしまったらメインブレーカー(30A)が飛んでしまった、いつもは注意していたが。

そこでちょっと電気代をみたら280円で10A増やせることが判ったので早速東電に契約アンペア変更依頼、11日に工事済み、電力計は円盤ではなくスマートメーターになった、ノートパソコン?で作業していたので、工事屋さんに聞いてみたら通信機能が内臓している、電力会社(Aルート)用は当然、どうやら自宅のパソコン(Bルート)でも電力量が見えるらしい、これは面白い。

工事後何が変わったか、まず30Aブレーカーを外しストレート接続(めくら)に漏電ブレーカーはそのまま(60Aまで対応している)、室内はおわり、外の誘導型電力メーターをスマートメーターに交換、過電流の時は一旦停電になるが10秒後に復帰する、この状態が継続されると東電に連絡が必要となる。

早速ネットで検索したら沢山情報は出てきたが用語で手間取り時間が掛かったがどうもHEMS(Home Energy Management System ずーっと前に聞いた事がある)が必要になる、製品は数万円以上、電力計だけのモニターには高価すぎる、手作り型はハード、ソフトの準備を要するし勉強しないとだめ。

安直に出来る道はないか調べたら現在インターネット環境に投資したリソース(フレッツ光ネクスト+ルーター)が利用出来そう、それはスマートメーターと通信するでドングル(UDG-1-WSNE)と言われる無線通信機を稼動中のルーター(RS-500MI)に追加するだけで出来るNTTフレッツ・ミルエネを手始めに使ってみることにした。

ドングル¥5,400+初期費用¥2,000、と¥200/月(ずーっと支払うので少し問題)となる。

[ちょっと横道へ]
ドングル(dongle)はバーチャルオルガンでも使っているがこちらは$255(約¥21,000)ソフトのプロテクション用、当時(2010年10月)は円高だったが高かった、これがないと5秒間隔で強烈な鐘の音が入る仕組みとなっている。

ペダルボード(Organ Pedal Board)の中のオルガンの系統図を見てください。
ドングルは特にワイヤレスブロードバンドへのアクセスや保護されたソフトウェアの使用を可能にするために、コンピュータに接続してコンピュータで使用できる小型のデバイス。


[もとへ戻り]

「電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)」のお申し込みはネットで簡単にできた、「電気ご使用量のお知らせ」にある供給地点特定番号だけ用意、2~3週間だったが3日でパスワードがメールで、4日にBルート認証IDが封書で受取り、大変早い。
一方NTTのドングルはBルートパスワードを受取った日に申し込んだがBルート認証IDはずっと先になると思い希望日を2週間も空けてしまったため、繰上げてもらうよう依頼したが一向に動きが悪く、且つ担当部署がNTT総合受付、フレッツ受付センター、通信機器受付センター、 ミルエネサポートセンター、受付センターと5箇所にまたがりその間、ネットで入力した内容の問合せもあり往生した。
結局Bルート認証IDを受取ってから1週間後になってしまった。

パソコンでのミルエネの表示


月別のグラフは昨年7月からの使用量を「電気ご使用量のお知らせ」から手入力した。

スマートフォンでのミルエネの表示

自作するにはドングル(UDG-1-WSNE)を外したり附けたり面倒なので、国際無線通信規格Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)発音はYサンと聴こえる、無線通信帯域は携帯電話の下の方の922.5~927.9MHz対応の別のUSBドングルを購入して試してみたい。

ネットで検索すると何個かでてきたので価格を見ながら、文字だけ表示で簡単にできそうなものをと考えている。
◎NTT            UDG-1-WSNE
◎ROHM           BP35C2
◎ROHM/JORJIN       WSR35A1-00
◎NEC            WA001SU
◎TOSHIBA          TJM35432UX
◎TESSERA TECHNOLOGY   RL7023 Stick-D/DSS

スマートメーターはいわゆるIoTの起爆剤になっているらしい、IoT投資の起爆剤になれば大変良いと思うしそうなるはず、もっとマスコミ取り上げるべき、こんなに面白く役立ちそうなのに今まで全く見向きもしなかったのですごく置いてきぼりにされた感じ。
ECHONET LiteのECHONET 機器オブジェクト詳細規定を見ると一般家庭から幅広く産業全般に渡っている将来が明るくなる。
一方、家電はもとより全産業はサイバーテロの脅威にさらされることになるので厳重な対策が必須となってきた、IoT投資はセキュリティー投資も平行しないと成り立たない。