レールの再利用

レールの再利用

近くを通っているJR横浜線のフェンスを何気なくみたら大変古い刻印のある線路で作られていることが判り数箇所写真収めてみた。、1934年、と読めるが1984年の8が一部欠落して3となっているのか?、1951年、1956年、60年代のものも沢山ある。

横浜線の起点は東神奈川駅で終点は八王子駅、開業は1908年(明治41年)に「横浜鉄道」という私鉄、1917年(大正6年)に国有化、1932年(昭和7年)には京浜東北線横浜駅・桜木町駅への乗り入れが開始され、1967年(昭和42年)から複線化工事が行われ、1988年(昭和63年)に全線が複線化された、現在、大船、磯子直通も運転されている、1970年(昭和45年)代初めに田園都市線が乗り入れる発想があったけどたち切れ、今となっては無理。

1934年製

1951年製

1956年製

左から1934年(昭和9年)製―1951年(昭和25年)製―1956年(昭和31年)製

古い線路なのでどこから持ってきたのか判らないが、歴史から見て横浜線で使っていた線路だと思う。

刻印の意味
50PS ⑤(丸S) 1934 |||||| OH 1m/50kgペンシルバニア鉄道規格? 日本製鉄製 1934年 6月製 平炉製鋼法

50PS ⑤(丸S) 1951 |||||| OH 1m/50kgペンシルバニア鉄道規格? 日本製鉄製 1951年 6月製 平炉製鋼法

50PS ⑤(丸S) 1956 ||| OH 1m/50kgペンシルバニア鉄道規格? 日本製鉄製 1951年 6月製 平炉製鋼法

最近一般の車両重量は約30トン、電気機関車EHは130超トン、この重量を支えている頑丈なレールは普通は10年 – 25年を標準で交換されているが年の幅があるのでまだ低速軌道、軌道以外で脱線防止当で充分使用できるということで見渡すとホーム(駅舎)の柱、わたり通路(跨線橋)、鉄橋、その他土木作業の土留め、アンビル(鉄の台)その他びくともしない素材は用途が広い堅牢だが重たい。

これからは少し注意して電車に乗ってみよおっと

(間違いはご容赦、ご指摘頂ければ幸いです)