blog 神社仏閣 柴又帝釈天

柴又帝釈天

昔からテレビは見ない方、げらげら番組は何を話しているのかわからない事が多いのでますます視ない、友人と呑みに行っても合わない話は合わない。
でも落語は寝入りばな良く聴く、最近テレビでも落語を見かけるがなかなか上手い、こういう番組が増えれば良い。
最近は民放のげらげら番組が公共放送でも同じように放映されさらに増えている感じ、有料放送は商品なので購入したくない、が受像機がないと民放さえも視聴できなくなると言う大欠陥がある改善要。 公共放送は「天災や有事などの緊急事態に国民に必要な情報を提供する重大な社会的使命を担う」ことらしいので一大転換を要請したい、と変な前置き。

渥美清主演「男はつらいよ」のテレビシリーズでは舞台ではなかったらしいが柴又の帝釈天に、例によってあまり良くわからないがカミサンの強い願いであったので往復約4時間かけて行ってきた。 前日から当日にかけて低気圧が発達してかなりのスピートで通り抜けたおかげで大変良い天気に恵まれたが電車への影響が大きかった。

京成金町駅から首振り扇風機が天井に付いている4両編成の電車で次の駅柴又へ、京成金町線は線路幅は新幹線と同じ1,435mm 標準軌だった、京急も標準軌だけどスピード出すので納得けど、こちらはゆっくりみたいなので特別の理由でもあるのかな。

駅前広場に「フーテンの寅像」と「さくら像」が設置されていた。

参道の仏具店で仏壇の五三桐紋の入った茶碗2個購入、草だんご1個とせんべいを食べぶらぶら帝釈天へ。

柴又帝釈天は日蓮宗寺院の通称で正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)一発では覚えられない、柴又帝釈天はなんだか語呂が良い一発で頭に飛び込んでくる名称、二天門の右に鐘楼があるが随分高いところ(約15m)に釣鐘がぶら下がっている、除夜の鐘はさぞ遠くまでグォーングォーンと鳴り響くのだろう。

帝釈堂から本道への渡り廊下の欄間に当たる部分に施された素晴しい彫刻、またこの廊下の分厚いしっかりした板、凄い、ギャラリーは見なかったが、見事な彫刻だらけの寺だ、ふと消火設備は完璧なのかなと思った。

矢切の渡しに行く前に腹こしらえ、食事処「とらや」へ入った、腰掛けて知った、映画シリーズの昭和44年第1作目の「男はつらいよ」から第4作目まで「寅さん」の実家として撮影が行われた所、どおりで店の外を眺めると似ているなっと思った、右奥にある階段は撮影時そのままだそうだ。

天そば と ビール、そばはコシがありいわゆる江戸のそばだ、ビール(本当は酒)にぴったり。

矢切の渡しは1Km位、参道から歩き307号王子金町江戸川線が468号とTの字になった一本江戸川沿いの451号江戸川堤防線の土手のほんの一部だったが芝さくらがみごとに満開だった。
矢切の渡しから手漕ぎ船に乗って対岸へ行ってみようと思っていたら、近づくにつれどうも様子がおかしい、当日はお休みだった残念、土日祝日だけの営業らしい。