水泳

水泳

あるとき、あるきっかけでスポーツクラブで水泳を始めてから20年程、夏は主に西伊豆黄金崎でキャンプや保養所を利用し2泊程度で楽しんでいた、スノーケリング-Snorkeling-デジカメで撮ったり動画でも撮ったり水がきれいなので楽しい、或ときデジカメで私が海で泳いているのをカミサンに動画で撮ってもらった、がそれをみてびっくり仰天、何が?その不恰好な姿、自分ではゆっくりのんびり楽々泳いているつもりが何とまあ無様な姿、強烈な印象は未だに残る。

何が、呼吸をするとき、両方共みごとにむぎゅーっと頭をもたげ息をしている、何だこりゃ、何が原因だ、スポーツクラブではブクブクパーと出来ればOK、何も教えてくれない、その割には難しい水泳選手並のテクニック?を教えている、きついと頻繁に立つ、人数が多すぎる(3コース / 1コーチ)、皆さん早さばかり追求する(感じ)、今も同じ、core(体幹)、fuselage(胴体)とかtorpedo(魚雷)とか全く出ない、つまらない。

Don’t chase speed, let speed come to you.
適当に解釈!”スピードを追いかけるのではなく、スピードがあなに付いて来るようにしなさい。
好きな標語。

-中高年の水泳のキーワードが水泳コーチ教本にある-
:マイペース ゆうゆう大きな ストローク
:進んで受けよう メディカルチェック
:タイムより 楽しい水泳 健康づくり
頭を使って 泳ぎの工夫
:ずっと前の 若さと力 あてにせず
:睡眠 食欲 体調チェック
:いつもの練習 あってこそ 楽しいレース
:エイここで退く勇気が 大人の選手
:いい笑顔 気力も充実 輝く高年
-私は「」と「」は該当しない(出来ない)-

他のスポーツは知らないが、長年楽しんでいるスキー、ゆっくりな動きは結構難しい、最近は歳なので止めているが深雪(踏込んだ時30Cm以上)はゆっくりな動作、脚は縄跳びのように腰の向きをきっかけに体幹を回転、斜面を滑る、一番沈み込んだとき粉雪だと吸込んでしまうと咽ぶ、時折引っかかり頭から突っ込むと窒息?寸前、慌てて手の平で鼻を覆う、もがきにもがいて結構な汗をかきやっと再滑降の準備ができると言う一連の順序、でも最高の気分。ついでに乗鞍の剣が峰を目指した時の途中、登り4時間くだり30分。

水泳とスキーの共通点、左右が無いこと。

その昔赤倉温泉丸山スキー場          1995年5月乗鞍剣が峰を目指して

2012年頃別のクラブにいた時、既に興味を持ってDVDで勉強している人が2人、一人のコーチがアレクサンダースイム(イギリス発祥?)と言われる水泳を教えていた、丸太ん棒の話(fuselage?)も、私も必ず参加していた、残念ながら事情で閉鎖。
横浜市西スポーツセンターの体幹スイムに月2回で約2年通った、ゆっくり丁寧にコーチ、ここでの体験は現在の自主練習の基礎になっている。

その間もネットで検索してみると特にアメリカ、イギリス、オーストラリアの水泳コーチが盛んにスーパーマングライド、ストリ-ムライン、バランス、コア(体幹)、中には小中学生か?を対象にセミナー?で年配の元水泳選手が講義をしている、ニュートン力学に沿いながら-逃れられない自然の理-経験を入れた講義、TIの創始者のセミナーとか、High Legs and Low Drag・・・とか何も見ないで淀みない話は聞き流すだけでも興味が湧いてくる、日本のコーチ、医師?、学者?らの記事があるのが分かってきた。
また、ナンバ (歩行法)由来の泳法も見受けられる。

私なりにニュートン力学と水泳を関連付けると仮に水と人体間に抵抗(Drag)がなく浮力だけとすると泳ぐ人は

(I) :慣性は力が作用すると物体は等速直線運動する ―> 一旦壁を蹴るとずーっと同じ速度で進んでゆく
(II) :加速度は物体に作用する力に比例し物体の重さに反比例する ―> 水深5mのダイビングプールで底に向うと次第に速度が速くなるけど浮力と均衡して止まるかも
(III): 二つ物体が相互に力が作用するとき同じ力が逆向きに作用する ―> 水深5mのダイビングプールで同じ体格に人同士が殴りあいの喧嘩をするのは難しい

と言うことになるが間違ってるかなー。

週に4~5日スポーツクラブに通っているが、今のところ飽きることはない、休んでばかりいるが、出来ないのは昔の品質管理の語録「なぜなぜ」を繰返す。
私の重心は万歳で一番伸びきった状態で地上ではーみぞおちーあたり、水中で-骨盤ーあたり、気を付け姿勢でー膝あたり、こんなに脚の方が重たいんだ元々俺は水泳は不向き、従って伏浮きは直ぐに脚から次第に沈んでくる、万歳で伸びきった腕の先端のー両手の平ーを水面に出せばその分重心が前になるので少しは保つが沈んでくる。

おまけに、手の平、足のうらが小ぶりに出来ている、さらにタニタ 体組成計のデータのなかでアクティブ度が90(高い)とか出た、判らないので問合せたら脚の筋肉量の指標とかでこちらも最悪、即ち全く水泳向きの体ではないことがわかった。

なので頭は水から出さないよう、顎をひき-chin down-呼吸できない姿勢が良いのだ、クロールは出来るだけ体幹を横向き(Fish Like)、になり引っ繰り返るくらい、リカバリーの腕はできるだけ体幹の中心鉛直面に沿って前に運ぶ、これが錘になり頭を沈めるよう作用(脚を浮かす)する。

いま、自習ではキャッチアップ水泳でリカバリーの時直ぐに手を前に持って行かず、一旦反対側のヒップを超え水面をタッチしてからリカバリーに入ると言うやり方で結構効果がある感じがしている。

目指すところの理想的なフォーム、少しはできるようになったかな。

①②③

④⑤⑥

今、課題は呼吸の反対側がうまくリカバリーの腕が頭をかすめない(腕が曲がっているらしい)の修正、人の心臓は普通左側に位置しているので右より左の肺活量が小さくなる(浮力が小さい)ので右側呼吸が易しい、私も同様なので何とかしたい。

重心を上の方に持っていくのに、お腹を引き締め丹田に力を入れるドローインというのがある、これは平浮きで思いっきり伸ばせば自然にできるがどうもだめ。

もっと究極のヨガではウッディヤーナバンダ と ナウリ キリヤとか言うのがあるがこちらは内臓を上の方に持上げてしまうという技術で一般的ではない、けど私みたいに重心が脚にある人には試してみたい、水泳中は出来ないと思う。

一般的にスポーツクラブのレッスン(スピードを競う)に参加しても全く向上は期待できないのが現状。

それでも
Swimming is fun!
I’m enjyoing swimming.