ELS-01Cタッチパネル反応なし再発

エレクトーン(ELS-01C)のLCDディスプレイ(タッチパネル)反応しない再発

エレクトーン(ELS-01C)のLCDディスプレイ(タッチパネル)反応しないの再発

5月頃タッチパネルが再び反応しないことに気づいた、しばらく放っておいたがしかたがない、再度パネルアッセンブリーを止めているスクリュー3箇所(前回は4箇所これは間違い)を外し持上げコネクターCN4(図面はCN5)を抜いてみたらびっくり、フレキシブルフラットケーブル (FFC) の接続部分の導体の一部が蒸発していた、こんなことってありなの、信じ難い腐食性のガスなんかない、もしあったらPCとかラジオの方がとっくにいかれし人体にも影響がでるはず、私にとっては超高額な買物だったのにこれって本当にYAMAHA製なの。

このフレキシブルフラットケーブルは実にやわい、パソコン(ノートPCも含め)用のユニットはもっとてごわく出来ている。

はじめはお客様コミュニケーションセンターに該当部品(フレキシブルフラットケーブル)は購入できるか問合せたところ、エレクトーン購入したお店に先に聞いてくれとのこと、そこでスガナミ楽器の当時の担当者に聞こうと連絡したら既に退職、現在の担当者A氏に事情を説明したら修理の担当者に見させます、そんな大げさな話ではない、それなら修理の担当者と話したい旨伝えた、1時間ほどしたら修理の担当者H氏から連絡があり詳しく説明したらそこまで出来る方でしたらと言う事で、我々もやっている修理方法として教えてくれた、いわゆるテンポラリーフィックスで凌げる、逃れられる、とのことで方法はケーブルの先端導体部数ミリをカットするとのことだった。

私は最後の手段としはラッピングワイヤーといわれる極細の電線でケーブルを一本づつ剥がして電線で基盤に直付けしてしまおうと思っていたので少しびっくりした、乱暴だとも思ったし、いずれ10年ほど経てばまた導体は蒸発するはず。

それでもしかたがない思い切って先端をカットし基盤に接続したらタッチパネルは復元した、最初の回復した時のような感動は全く無かった。

そもそもこのLCDアッセンブリーは図面によるとLCD部分は、LCDバックライト、LCD、タッチパネルと3層で構成され、信号はそれぞれの層から直に出ている(ソケットによる接続ではない)のでケーブルのみの交換はできない構造になっている、アッセンブリーとしては電源部も含まれる。

どうやらこのLCDアッセンブリーはモバイル液晶としてカーナビ、AV機器に使われてるようで、そうなるともう少し頑丈なデザインなはずなのになあというところでした、本心はリコール案件だと思っている。